2012年4月28日土曜日

TRIQUETRA 〜Tributary Zone〜 201203


 最近、マスターのことや、盲信のことを書いたりしていましたが、、、
 今、私の中の深い部分に「ある思い」があってね、、、
 その思いが、そういった記事を書く動機になっていることに、
 なんとなく、気づいていました。。。

 そこにあるその「思い」。。。
 それが何なのかは、なんとなくは解っているのですが、今はまだ
 あまりにも漠然としすぎていて、まだまだ思考にちゃんと
 のぼってきていない。。。

 形になっていない。。。

 だからそれをうまく言葉に出来ず、その確信部に触れようとすると、
 頭が真っ白になってしまって、全く書けなくなってしまう。。。

 そんな状態が、ここのところずっと続いていました。。。

 今日、あることを調べようと検索をしていたら、偶然、
 昔の自分の日記の記事にぶつかりました。

 それをなんとなく読んでみたら、自分の中のどこかで、
 「何かが繋がっているような気がする。。。」みたいな
 感覚が湧いてきました。。。

 何がどう繋がっているのか、今はまだハッキリ解らないのですが、、、
 いちお今、ここで転載しておきたいと思いました。。。

 ☆組織について(2006年10月4日の日記)

 最近、「組織」について考えています。。。

 以前も書きましたが、私はミッション系の学校に通っていたので、
 あの頃は、教会に通う事が多かったです。その当時の私の器では、
 受け取るものは少なかったのかもしれませんが、それでも、
 その教会の中で感じるものは、いつも息がつまるような閉塞感でした。。。

 そこでは私は、いつも「罪びと」でした。。。

 私の身近の。。。悩みを抱えた人が一時期、ある宗教団体に入りました。
 何かにすがろうとして。。。そこでの教えを忠実に守るその人に、
 それを強要されたことがありました。。

 でも、それに素直に従えなかった私は、その人の目には「ダメ人間」に
 映ったようです。。。

 その団体はのちに多くの問題を抱えている事が発覚して、その人も
 今はもうそこを抜けています。。。だから今では、その人もあの頃とは
 変わってはいますが、その時、私の中に残った傷は。。。もしかすると
 今でも癒えていないのかも。。。

 そういった経験もあったし。。。最近、死刑判決がでた。。。あの大きな
 事件を起こしたグル。。。あの事件以来、そういった団体の悪い部分
 ばかりがマスコミで取りだたされ、そんなニュースを見ているうちに、
 私の中での「団体」に対するイメージは悪化していくばかりでした。。。

 昨日、主人とある宗教団体の話をしていました。教祖が結婚相手を選び、
 集団で結婚式をする団体。。。以前、有名人がその結婚式に参加して、
 かなり話題になりました。。。あの頃は、「信じられない」。。と。。。
 ただ唖然として見ていましたが、今はなんとなく複雑な思いがよぎります。。。

 そんなことを話していたら、今朝、ニュースでその団体のことをやっていて
 びっくりしました。よくないニュースだったけど。。。
 なので、今気になっている組織の事をブログで書きなさいって事なのかなぁ。。。
 と勝手に判断して。。。

 私は、今までの経験もあり、「組織」は正直言って苦手でした。。。
 本当に大切なものを。。それをとりまく人達の。。。人間のエゴで
 隠してしまうような気がしていたから。。。


トップシークレットテスラの発明

 本当に成熟した人達は、外側には何も求めない。。。何にもすがらない。。。
 ただ自分の内側に神聖さを見つける。。。そんな風に感じていました。
 だから、そういった人達に「組織」は必要ない。。そう思っていました。

 でも、最近微妙に、その思いは変化しつつあるような感じがしています。。。

 ケン・ウィルバーは言います。

 「まずは真のスピリチュアリティの小さなグループに、
  自分の真の認識を叫びなさい 」

 そして、ドリーン・バーチューも。。。

 「互いに思考や知識を共有し、交換すれば、もっと早いペースで
  進化を遂げられるでしょう。 ですから率直に気楽に、思うことを
  話し合いなさい。」

 私は。。。ネット上ではあるけれど、たくさんの旅仲間に出会い、
 そしてお話をさせていただくうちに、自分の中で何かが確かに
 育っていくのを感じてきました。そして、その場にいる時は、
 「素」の自分でいられる。。。ホッとしていられるのをいつも
 感じていました。。。

 そこに集う人達はみなさん、組織の危険な一面を十分理解されて
 いる方々です。。。
 だから、一人一人が自立していて、お互いを尊重しあうけれど、
 誰にも寄ることはしない。。。マインドコントロールも、強要も存在しない。。。

 そこは。。。今は人数はまだ少ないけれど、でも、もしこういった
 人達がもっともっとたくさん集まって、それが大きな集団となった時、
 そこにあるものは、もしかすると私にとってこれ以上ないくらい、
 安らげる場所になるのでは?なんて思ったのでした。。。

 人がたくさん集まれば、組織化するのはしかたないけれど、その在り方は。。
 今までの私のイメージとは違うものになるのではないかなぁ。。なんて。。。

 私の好きなWMのフィロソフィーには、2つの存在モデルが登場します。

 ひとつは「発展・救済モデル」。。。

 これは、「救済者」。。。階層を仲立ちとして神と関わる方法。。。
 階層によって広められる優秀なモデル。。。教師と生徒という方法論を
 通じて生命が進化していくというもの。。。

 もうひとつは「変容・支配モデル」

 これは、自己を階層から遮断し、神の意識そのものと直接同調させて
 自己に覚醒する。。。その責任は全て「実体」。。。魂が負うもの。。。

 「階層」。。。ヒエラルキーは決して悪者ではありません。。
 人類の進化のためには必要なものです。。。

 そして、光に至った存在に導いてもらうことが、本当は一番の近道なのだと
 思います。現に、今までの人類はずっとそうした道のりを歩んできたし、
 その体験が必要だったのだと思います。。。

 でも、今、人類は「発展・救済モデル」をもう十分に体験して
 きたのではないか?という気がするのです。。。

 神聖さを。。。光を。。。外側に求めるのではなくて、自分の内に見つける。。。
 そういった「変容・支配モデル」。。。それに移行している人達が、
 少しづつ増えてきているような気がします。。。

 WMは言います。。。

 これから、この「存在モデル」は変容していくだろうと。。。
 この2つのモデルを統合した形の、新たな存在モデル。。。
 「総合モデル」が出現してくるだろうと。。。 


ウィリアムジェームズは "感情とは何か"

 私は。。。その「総合モデル」の上で成り立つ団体。。。
 そういう組織であるのならば。。。もしかしたら真に平和な世界を
 創造していく事が出来るのではないか。。。そんな風に思うのです。。。

 マスターは。。。深い愛情を持って、ずっと待っていてくれました。。。
 じっと見つめていてくれました。。。
 愛しい子供達が、自分の足でしっかり立って歩いていけるように。。。

 この、昔書いた自分の日記を読んでいたら、『The Dohrman Prohecy』の
 「イントロダクション」の中で、ジェームズが語っていたことが
 自分の中に浮かんできたのです。。。

 その一部をここに抜粋します。
 英文だけ載せておいてもあとで「?」となってしまいますので、
 ザッと訳してみました。。。
 
 でも、大急ぎで訳したので、誤訳など多々あるかもしれません。
 その時は、お許しを。

 I realize that people are inclined to reach to heavens when they think
 about their spirituality, but sometimes what we search for in the
 branches can only be found in the roots. Earth plays a central role
 in the story of The Dohrman Prophecy, expressed through its characters
 of stone, trees, animals, and other elements. Earth is grounding force
 in this story, and because its presence is so strong, the subtle
 energetics of the higher dimensions can be used like counterpoint
 in a musical composition.

 While this story is based in a mythological time and place,
 what is important to know is that the story is drawing you out of
 self-references so you may operate as a holistic reader or listener,
 fully embodying story and its archetypes without comparing
 your time and place with that of the story's characters.

 You may get more value from this story if you contribute in its
 telling by using the Comments and Notes sections, or participating
 in the Groups. These are not essential, but for most they will help
 you anchor the insights, ideas or inspirations you acquire
 along your reading path.

 私は、人々が彼らの精神性について考える時、天国に到達すると
 いうことにその思いが傾きがちなことに気づきました。
 けれども私たちが時々その枝の中に探そうとしているものは、
 その根の部分の中でしか見つけることは出来ないのです。
 地球は、ドルマンの予言の物語の中でその中心的な役割を演じ、
 石、木々、動物たち、そしてその他のエレメントなどのキャラクターを
 通して表現されています。地球はこの物語の中でのグラウンディング
 する力であり、そしてその存在はとても強力であるので、高次元の
 繊細なエネルギーはまるで、楽曲の中の旋律のように使用することが
 出来るのです。

 この物語は神話的な時間や場所の中に基づいていますが、何を知ることが
 重要なのかと言えばそれは、この物語はあなた自身のことをあなた以外の
 物語として描いているということです。ですから、その世界で完全に具現化
 されたストーリーとその元型を、あなた自身の時間や場所と比較することなく、
 あなたはホリスティックな視点を持つ読者、またはリスナーとしての立場で
 それを眺めることが出来るのです。


ここで、 PIまたは3.14にしました

 もしあなたがコメントやノートセクションを使用したり、またはグループに
 参加するなどしてこのプロジェクトに貢献したならば、あなたは物語から
 さらなる価値を得ることが出来るでしょう。これらは必ずそうしなければ
 ならないというものではありませんが、けれどもほとんどの場合それは、
 あなたが読書の道をたどる上で、アイデアやインスピレーションや洞察を
 得ることへの助けとなってくれるでしょう。

 myths are not single-minded or single-sided. They are light-givers
 to all who approach in their growing sense of unity.
 They have meaning to me, to you, and everyone else, but this
 meaning may be very different for each of us, and so it is
 important to value the diversity of interpretation, or at least
 allow sincere differences to interact and form new insights.

 Harmony is a vital aspect of a hierophant. Those who live in
 close touch with their environment do not seek to control it,
 but rather to understand it; to establish a form of harmony with it.
 I would ask that each of you keep this in mind as you add your
 notes and comments to this project, giving it grace and allowing
 its meaning to expand and embrace other views.

 Each person has a rich and complex inner structure that responds
 to information-especially hierophatic information that fuses earth
 archetypes and higher dimensional energies. It is this inner structure
 that directs them like the sonar that guides a ship. Our"sonar"
 is what we use to navigate life, and you may think of it as
 the intuitive faculty. This is what I recommend you listen to as you read.

 There is a mutual interdependence between all participants on
 this reading path, and thus forming of community-a real community
 that is caring and encouraging-seemed an appropriate and important
 element of this project. You may look at this web book and see only
 words and images, but if you feel a common thread it will lead you
 to a folded order; subtle, implicit, and patiently waiting to be
 unfolded in this project by someone like you.

 神話というものは、たったのひとつの側面しか持たない、
 またはたったひとつの解釈しかない、ということはありません。
 神話とは、成長した一体感の中でそれにアプローチするすべての
 人に対して、光を与えるものなのです。それは私にとって、
 あなたにとって、そしてすべての人にとって意味を持ちます。
 しかし、その意味というものはおそらく、受け取る人それぞれで
 違うものになるのでしょう。そして、そういった解釈の多様性を
 大切にすること、または、そういった真摯な違いを少なくとも
 許すということは、相互作用したり新たな洞察を形成したりするためには、
 とても重要なこととなります。

 ハーモニーは、ヒエロファントの重要な側面です。そういった環境と
 密接に生きるものは、それをコントロールすることを探し求めはしません。
 むしろそれを理解するため、調和するための形を確立しようとするでしょう。
 あなたがこのプロジェクトでノートやコメントに書き込むときは、
 このことを心に留めておいて欲しいと思っています。
 他の人の考えを受け入れ、そしてそれを拡大するために、そこに恩寵と
 許しを与えてあげて欲しいと思っています。


 それぞれの人が豊かで複雑な内部構造を持っています。それは情報に、
 特に地球の元型や高次元のエネルギーに融合しているヒエロファントの
 情報に応答する内部構造です。その内部構造とはまるで船をガイドする
 ソナーのように、私達を導いていくものです。
 私たちの「ソナー」は、私達の人生をナビゲートするものであり、
 あなたはそれを、「直感的な教師」として考えることが出来るでしょう。
 あなたが読書をしているとき、このソナーに耳を傾けることをお薦めします。

 この読書という道の上で、すべての参加者の間には相互依存関係が成り立ち、
 したがってコミュニティを、、、本物のコミュニティを形成していくものは、
 思いやりや適切な励ましであり、それがこのプロジェクトにとっての
 適切かつ重要な構成要素になるように思えます。あなたがこのウェブブックを
 観た時、そこにある言葉やイメージをただ参照するだけに留まらず、そこに
 何か共通する糸を感じたのならば、それはあなたを折り畳まれた秩序の中へと
 導いていってくれるでしょう。このプロジェクトの中で、あなたのような誰かに
 広く展開されるのを辛抱強く待っている、繊細で暗黙的な「あるもの」へと。

 The Dohrman Prophecy is very different from the WingMakers Materials,
 but what they have in common is the intention to summon twenty-first
 century hierophantic information and share it as many people as
 possible. It is my hope that this story becomes a path into your
 individual spiritual nature, and  that is will help you contemplate
 the inmost and profound qualities that lie within you. The story,
 with your help, will continue to grow. Its value will evolve.
 I hope you enjoy it and listen to its composite voice, remembering
 that it is truly your own.

 この「ドルマンの予言」は、今までのウイングメーカーのマテリアルとは
 だいぶ違っています。けれどもこれらに共通しているものは、21世紀の
 ヒエロファント的な情報であるということと、それがたくさんの人々と
 共有することが可能だということです。私はこの物語があなた方の個々の
 精神性の内側へと続いていく道であることを願っています。
 そして、あなたの心の最も奥深くにある深遠なる資質について、あなたが
 熟考するために役立ってくれるようにと願っています。物語は、あなたの
 助けと共に、今後も成長していくでしょう。その価値は進化していくでしょう。
 どうぞ、物語を楽しんでください。そして、そこに複合されている声に耳を傾け、
 それがあなた自身の真の声であったことを思い出してください。

 
 この文章の中に出てくる「ヒエロファニー」や「ヒエロファント」
 については、以前の記事で少し書いてありますので、よかったら
 参考にしてくださいませ。

 ☆Hierophany

 
 ・・・・・・

 あぁ、なるほど。。。

 こうして書いているうちに、自分の中で繋がったものがあった。。。

 ちょっとだけ、見えてきたものがありました。。。

 



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