先日の記事で「インフルエンザと湿度」について書きましたが、あれ以来ずっと気になっていて、インフルエンザに関する情報をネットで調べています。
2011/1/15の記事に「インフルエンザウイルスは湿度が低い方が活性化するんじゃないの?」と書きましたが、この認識が間違っていることに気付きました。
Wikipedeiaの言葉を引用すると、インフルエンザウイルスは「細胞内寄生体であり、別の生物の細胞内でのみ増殖可能で、それ自身が単独では増殖できない。また、細胞外では短時間しか存在できない。」。つまり、動物に感染していないウイルスはやがて死滅する(不活化する)ということです。
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細胞外での生存時間に関しては実験データを掲載しているサイトが見つかりませんでしたが、長くても二日間程度のようです。そして、湿度が高い方が生存時間が短い(生存率が低い)ことが研究により明らかになっています。
「湿度が低い方が活性化する」のではなく、湿度が低い方が生存時間が長い(生存率が高い)のです。
しかしながら、2011/1/15の記事に書いたように、日本でのインフルエンザの流行状況を見る限りでは、湿度との因果関係があるように思えません。そこで、日本以外でのインフルエンザの流行を調べると、意外な事実がわかりました。
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インフルエンザが冬に流行するのは温帯に属する地域に限った話で、熱帯や亜熱帯では一年を通してインフルエンザが発生しているそうです。"意外"と書きましたが、四季が明確でない熱帯(熱帯雨林気候)では流行する季節がないのは、よく考えるとあたりまえですよね。
とりあえず湿度のことはさておき、日本で流行の収束を向かえた後、次の冬に流行するインフルエンザウイルスは、いったいどこからやって来るのでしょう?これについても調べたのですが、答えは見つかりませんでした。
がある場合は、 .........
仮に春になり流行の収束を迎えたときには、インフルエンザウイルスは日本にほとんど存在しないとしましょう。次の冬にまた流行が起きるということは、秋頃に海外から渡航して来る人を介して運ばれて来るのでしょうか。そうやって季節が逆の北半球と南半球を行ったり来たりしているとも考えられますが、そんなタイミング良く渡航者に付いて行けますかね。
あくまでも素人の想像に過ぎませんが、インフルエンザウイルスは人から人へ転々と移動しながら、国内で一年中存在しているのではないかと考えます。夏の間は感染しても発症しないケースが多い。そして、冬になり寒くなって空気も乾燥して、人の抵抗力が落ちた状態になると発症して流行が起きるのではないでしょうか。
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